治療方針

治療方針

カテゴリ: 院長ブログ

セルフケアの方法
について

みなさん、こんにちは!緊急事態宣言から約3週間、すこやか歯科も診療を制限させて頂き、皆様にもご不便をおかけしています。
ご協力ありがとうござます。

期間が空くため、メンテナンス中の方・治療中の方は虫歯や、歯周病になっていないか?
治療中の歯が進行してこないか?

心配になるかもしれません。

今回は皆さまの不安を少しでも解消して頂きたいと思いこのブログを使って発信させて頂きます。
今回は、通院できない期間中に虫歯・歯周病になったり、症状が悪化するリスクを軽減するためのセルフケアの方法をご案内します。

まずは、虫歯予防についてです。虫歯はなりやすい場所がきまっています。この中で最もなりやすい場所は隣接面(歯と歯の間)です。
隣接面に歯ブラシは100%届きません。
虫歯を予防する為にはデンタルフロスを使用することが重要になります。

使用のポイント

  • 1. フロス挿入時は左右に大きく動かしながら入れる
  • 2. 歯に沿わせる(片面)
  • 3. 上下に5回程度ゴシゴシする
  • 4. もう片面も同じようにゴシゴシする

緊急事態宣言が出ている今、いつもは忙しくてなかなか丁寧にできなかった方も是非この機会にチャレンジしてみてください。

今回は、ここまでです!最後までお読み頂きありがとうございます。

すこやか歯科では、その他にも不安なことなどがあれば、LINE(https://line.me/R/ti/p/%40882koaea)にメッセージを入れて頂ければお答えさせていただきますので是非ご利用下さい。
尚、緊急事態宣言が明ける予定である5/7(木)からは少しずつ診療を行っていく予定です。

また、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

日付:  カテゴリ:患者さんへの取組み, 院長ブログ

KISS の法則

歯科を受診されるとき、
どんな気持ちでいらっしゃるでしょうか。

・黒くなってる虫歯、早く治療しないとひどくなるんじゃないか。
・歯周病を治すために歯石を取ってもらわないと。
・ホワイトニングをして綺麗になりたい!
・子供の虫歯が心配。

色々な不安や、希望をお持ちかと思います。

日本橋すこやか歯科ではそんな患者さんのお気持ちに寄り添い、患者さんお一人おひとりに合わせた診療を行っております。

KISSの法則とは

さて、KISSの法則とはご存知でしょうか。

"Keep it  short and simple"
"Keep it simple, stupid"

"常に短く、簡単にしておけ"

すこやかで、綺麗な口腔内を保つため、わたしたちは何をすれば良いのでしょうか。

日々、歯磨きを時間をかけて一生懸命することでしょうか。
キシリトールガムにフッ素塗布、バイオフィルム除去…?
どんなうがい薬をいつ使うの?歯磨きペーストはどれがいいの?
食事や間食、飲み物の摂り方は?次のメインテナンスはいつ受けたらいいの?
 

 
いま、歯科にまつわる沢山の情報、そして商品が溢れています。
情報を取捨選択し、それぞれの患者さんに合わせたアイテムの使い方が必要になります。
良い物をお試しいただくのは良いかもしれません。

しかし、それがご自身にとってどのような効果があり、本当に必要なのかどうか。
また、正しい使用方法なのかどうか知る必要があります。

 

そして何より、 "簡単にしておく" のが大切です。
続けられなければ効果が得られないことが多いですし、あれこれと多くのことを日常に取り込むのは大変な労力を要します。

そのため、私たちはエビデンスの高いカリオグラムというシステムを用いて虫歯のかかりやすさを調べています。
虫歯のかかりやすさは人それぞれ異なり、予防方法も違うためです。

 
初めての受診の際、お痛みがある患者さんもいらっしゃると思います。
その場合には、まず痛みを取り除く応急処置を行います。
痛みが治まったのち、虫歯や歯周病のリスク検査で判断されたリスクを減らし、必要な処置を行います。

長期における治療効果の発揮のため、すべての患者さんに受けていただいております。

"Keep it  short and simple"

出来るだけ簡単に、最小の努力で最大の予防効果を発揮できるよう、担当歯科衛生士がサポートします。
それがこれからの予防医療です。

僕らは「Dental Clinic」という概念を卒業したいと考えています。

僕らが目指す医療は「Oral Health Center」です。

つまり病気を治すために行くのではなく、病気にならないように行く。
それを最小限の努力で。

歯ブラシもフロスもストイックな道場のように練習するわけではありません。
日常の空間の中に溶け込めるように。

自然と継続ができるように。その方法を衛生士と相談して行くのが予防です。
歯の大切さを知り、歯を大切にする方法を知り、それを日常生活の中に自然と組み込んで継続して行く。

メインテナンスを含め、それが「Oral Health Center」です。

自分が5年後、10年後、どうなっていたいか?

仕事でもプライベートでもそう考えるときはありますよね?
院長である自分は10年後の目標をもちろん立てています。
家庭での目標も妻と共に立てています。

歯は人の尊厳を保つものです。

前歯が無ければ、人前に立つことはより困難になります。
奥歯が無ければ、美味しく健康的な食事を摂ることは困難になります。
それは全て人の尊厳に関わる問題です。

 
一昔前、よくこんな話を聞きました。

「どうせ歯は死なないから・・・」

人生100年時代というキーワードが切っても切れないこのご時世で、いつまで生きるかを考えるより、どうやって生きるかを考える人が多くなってくるのでは無いでしょうか?
その上で人の尊厳を保ち、人の人生をより豊かにするのは、あって当たり前の「歯」です。

その当たり前がなくなると人は途方に暮れてしまいます。
そうならないように、自分が楽しい人生を楽しめるように。
僕らが提供できる医療はそんな「あしたのための」医療です。

我々が提供している医療の中で一番価値が高いと考えているものはセラミックでもインプラントでもありません。
我々が一番価値が高いと考えているものは「メインテナンス」です。

メインテナンスは、自分のエナメル質、象牙質、神経を守り、セラミック、インプラントなどの人工物を入れないでも良いようにしてくれます。
僕らはそのメインテナンスを通じてみなさんの健康で幸せな人生をサポートしたいと考えています。

 
ここまで読んでくださいありがとうございました。
受診の際にお困りの症状や不安に思われていることなどは、お気軽にお聞かせください。

日本橋すこやか歯科
院長 大島拓也
衛生士 福山美帆

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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治療の考え方に関して

患者さんから良く聞かれる質問として、「日本橋すこやか歯科さんでは、治療もやっているんですか?」というものがあります。

もちろん行っています!

では一般的な「治療型の歯科医院」と「予防型の歯科医院」の「治療」は何が違うのでしょうか?

 

内容は同じだと思います。削ったり、詰めたり、かぶせたり、インプラントをしたり。

しかし決定的に違うのは、治療の「目的」です。

一般的な歯科医院で患者さんが病院に行かれる時は、歯に症状(痛い、しみる、詰め物が外れたなど)があるのでそれを治しに行くという感覚が当たり前だと思います。

つまり「病気を治す」のが目的です。

当院での考えは、虫歯は治らないと考えています。
治るというのは穴が空いてしまった歯のエナメル質を再生させることです。そこに人工物を詰めても治ったことにはなりません。

今まであったエナメル質、象牙質が失われたために、人工物で「置き換える」ただそれだけです。
もしその虫歯になってしまった原因が残っているのであれば、その人工物に置き換えるという行為は繰り返されてしまいます。

 

当院での治療の目的は、「環境を整える」ことです。

どういうことかというと、一度治療した場所を病気が再発を起こさないようにきちんと治療するということです。

歯と詰め物の段差を出来る限り小さくして、そこにプラークがなるべく溜まりにくい環境を作り、患者さんがフロスをすれば綺麗になり、衛生士がメインテナンスを行えばきちんとコントロールが出来るという環境が大切なのです。

 

歯は治療が出来る回数が限られています。

初めは小さい詰め物になり、大きい詰め物になり、神経をとって被せ物になり、根っこの先が腫れて再治療になり、被せ物の中が虫歯になり歯を抜く・・・。
これは典型的な例だと思います。

治療を繰り返せば繰り返すほど、歯は悪くなります。
しかも治療は痛いし、苦痛ですよね。

なので再発をしないように、歯が悪くならないように「予防型歯科医院」での治療はそこが目的です。

 

ではインプラントに関する考えはどうでしょう。

これも患者さんによく聞かれます。「身内にインプラントを検討している人がいる。先生の考えを聞かせてほしい。」のようなものです。

当院の考えは、「良く良く考えてください。」です。

インプラントは必要な部分にきちんと行えば、歯を守れる非常に良い治療方法だと思います。

例えば、抜いた歯の両隣の歯が削っていない歯でそこを削らないようにするためにインプラントをするパターンです。これはすごく良いと思っています。

抜いた歯の両隣の歯を削って3本連結したブリッジというものを入れると両隣の歯が非常に大きいダメージを受けます。
つまり両隣の歯の寿命は短くなります。

ここでもう1つインプラントに関してよく聞かれる質問を出すと、「インプラントって一生持ちますか?」です。

 

答えは、「一生持つかもしれないし、持たないかもしれません。」です。

「必ず一生持ちます」、なんてものはこの世には存在しないからです。
1000万円の車だって、そこを売りにはしていないですよね。

先ほどの話に戻すと、
たとえインプラントが20年でダメになりました、という状況でも両隣の歯を削っていないのでインプラントがある間は守れています。
インプラントがダメになったら、そこからもう一度インプラントやブリッジを検討することが出来ます。

もしブリッジにしていたら、20年で両隣の歯がダメになっているかもしれません。崩壊の輪が止まりません。

つまり歯を守るためのインプラントなのです。

インプラントが有効な状況は他にも色々あります。なので良く良く考えて行うのが良いと思います。

インプラントはトラブルも多い治療方法です。

そのトラブルを避けるためには、患者さん自身が良く知り、なぜ行うのかを考える必要があります。

 

患者さんに「私素人なのでよく分からないから先生にお任せします」と言って頂くことがあります。

もちろん信頼して下さってそのように仰って頂くことは、医療人冥利に尽き、嬉しいことです。
しかし、それで患者さんにあまり情報提供をせずに治療を進めるのは、患者さんの知る権利を奪ってしまうと考えています。

なぜ今行なっている治療が必要で、どんなメリット、デメリットがあって、治療を行った後どんな結果になったのか。

それをきちんと情報提供して患者さんも分かってもらう事が医療です。
それはインプラントだけではなく、小さな虫歯の治療の時でも言えると思います。

情報提供をきちんと受けて、それで患者さんがご自身で選択をする事が大切です。
医師はそれを手助けしなければなりません。

そうやって行なったインプラントはトラブルが少ないのではないでしょうか。

心臓の手術とかだと医師はその説明を行いますよね。

長文になりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。

当院では日々患者さんの大切な歯を守るために研鑽しております。

日本橋すこやか歯科
院長 大島拓也

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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わたしは大丈夫 ~リスクと重症度~


 
「今のところどこも痛くもないし、虫歯もひどくなったことはない。
歯茎から血が出たりぐらぐらしたり、口臭がしたり歯周病の症状も無いから大丈夫。わたしはこれからもきっと大丈夫。」

そんな風に思っていらっしゃる方はとても多いと思います。

わたしも歯科の知識が無かったらきっとそのように感じていたかもしれません。
今回はそんな方にこそお読み頂きたい内容です。
 

歯科において、治療する主な病気は虫歯と歯周病です。

残念ながら、虫歯も歯周病も症状が出てくるころには治療が必要になることが多いです。穴がある、痛い、ぐらつくなどの症状が無いからといってリスクが無いとは言い切れません。
実際虫歯になったことがある方は、それだけで虫歯のリスクがあると言えます
 
病状とリスク この二つ、似て非なるもの。実は別物なんです。
 

 
症状もなく、現在進行中の病気が無かったとしても、お口の中や生活習慣、環境などにリスクがあれば、予防策を知らなければ将来病気になる確率は高いかもしれません。

逆に、リスクが高くても上手にコントロールして管理されていれば、病気の進行を防ぐことも可能になります。
 
では、歯科医師や歯科衛生士は、このリスクがみんな低いのでしょうか。
100%磨くために毎回の歯磨きに30分かけているのでしょうか。特殊な歯ブラシや、一般の方には流通しない予防効果の高い薬剤を使い続けているのでしょうか。お菓子は絶対に食べないようにしているのでしょうか…

ほとんどの歯科衛生士はそういった予防方法はしていないと思います。
ちなみにわたしはどれも行っていません。
 
自分のリスクを知り、自分に合った予防方法を知っているから健康を守れるのです。
そうでなければ、同じように虫歯や歯周病になります。
 
 
わたしたちはご来院いただいた患者さん皆さんにリスク検査を行います。カリオグラムやOHI-Sというソフトを用いて、患者さんに分かりやすくご説明致します。

リスクを知り、現在の自分と向き合うことで将来の病気をコントロールできたら、今の健康を維持できたら、こんなに素晴らしい治療方法はありません。
 
病気の症状がある方も、現在のリスクを減らす方法が分かれば、将来の歯を残せる可能性をぐっと上げることができるかもしれません。
クリーニングしてもらいに歯科医院に定期的に行くよりも、ずっと効果的に歯を守ることができます。

みなさんも歯科医院で、なってしまった病気を治すことから、未来を支えるご自身の健康を守るための受診に変えていきませんか?
 

歯は削ってしまったら戻って来ません。

これが予防の本質だなと思うエピソードがあります。
スウェーデンでは、3歳までの子供に対する予防処置って何を行なっていると思いますか??

実は同国では、口腔内は基本的に触らないんです。

同じ質問を日本の方に聞くと、「フッ素を多く使ってる?」とか「凄い頻度でお掃除をしている?」と言う回答が来ます。
実際僕も現場を見るまではそう思っていました。

では何をしているのかと言うと、徹底した親御さんへの健康教育だそうです。

そもそもなぜ歯は大切なのかと言う歯への価値観を伝え、歯を大切にする方法を知ってもらい、日常生活の中に組み込んでいくにはどのようにしていけば良いのかを議論していく。
それが予防歯科の本質だと当院は考えています。
 

歯科医院という非日常の空間から、日常の生活に落とし込むのは患者さんご本人です。
もちろん医院でのプロフェッショナルケアも大切です。なぜなら歯肉の下にある汚れは患者さんでは落とせないからです。

しかし、クリーニングだけでもダメなんです。

歯周病は厚生労働省が定義をする生活習慣病です。
生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。
 

スウェーデンではその生活習慣を歯を大切なものにするべく、子供の歯を守るために、両親の歯も守るために歯科医院でチェックを受けています。

それが「本当の予防歯科」だと思います。

もちろん生活がお忙しい方、不規則なかたもいらっしゃいます。その方々もストイックに日常生活を遂行しなければいけないのか?というとそうではありません。
 

全ての方に様々な生活習慣があります。その生活習慣に合わせて、パーソナリティーに合わせて、予防プログラムを提案します。
継続が非常に重要なので、生活の中に無理なく溶け込めるものを探って行きます。それが歯科医院の役割で、歯科衛生士の仕事です。

担当の衛生士を持ち、パーソナルトレーナーのように、揺れ動く生活習慣、ライフステージに合わせて、口腔内の環境をチェックし、生活習慣をチェックしていく、そして健康な歯を健康なまま維持していく、それが歯科医療の本質なのでは無いでしょうか?

長くなりましたが、ここまで読んでくださり大変ありがとうございます。

皆様のご来院を、日本橋すこやか歯科でお待ちしております。

予防を文化に。

日本橋すこやか歯科
院長 大島拓也
歯科衛生士 福山美帆

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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日吉歯科診療所主催「チームミーティング2018」にて講演を行いました

この度10月06日に予防歯科の世界的権威熊谷崇先生が主催の「チームミーティング2018」にて講演を行いました

チームミーティングとは毎年1000人近い方が日本全国から集まる勉強会で、予防歯科を志す人々の集まりとなっています。

私はその勉強会の「診療室の成長と発展」という部分を話させて頂きました。
日本橋すこやか歯科の歩み、今までの取り組みを通して他の方々へ伝えられる部分をお伝えしました。
熊谷先生と出会ってから4年、日本の削って詰めての歯科医療に疑問を感じ、本当に歯を大切にするために出来ることは何かを考え続けた日々でした。

私自身はこのプレゼンのために様々な準備を1年間行いました。
より自分の想いが聴いている人たちに届くようにプレゼンの勉強をしに行ったり、スライドに想いを載せるために多くの時間を費やしました。

歯はかけがえのないものです。一度削ってしまったらもう戻ってはきません。
病気になったら歯科医院に行って人工物を詰める医療では、歯はボロボロになっていきます。
病気にならないように、歯科医院へ行き、ご自身のエナメル質、象牙質を守り、人工物を入れないようにする医療の方が何倍も価値があると考えます。
自分自身が歯科医院にかかるのであれば、うまく人工物を詰めてくれる歯科医師よりもまず詰めないで済むように導いてくれる歯科医院にかかりたいと思います。

予防歯科とは、ただクリーニングをする事ではなく、患者さん自身が歯を大切さを気付き、大切にする方法を知り、生活習慣の中に取り入れて行くことにあります。
そのために我々は多くのことを学び続け、伝え続けられるように研鑽して行く必要があります。

生涯自分の歯で食べるために、歯を大切に思う貴方のために、我々は予防中心の歯科医療を通じて、すこやかな人生に貢献します。

日本橋すこやか歯科
院長 大島拓也

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マイハイジニストとは?

みなさんは定期的にメインテナンスを受ける習慣をお持ちでしょうか。
日本橋すこやか歯科で、既にメインテナンスを受診されていらっしゃる患者さんも沢山いらっしゃることと思います。


 

では、メインテナンスを受診する目的とは何でしょうか。

定期的にお掃除するためでしょうか。
着色を落として歯の表面を白くすることでしょうか。
早期に虫歯を見つけ早期に治療するためでしょうか。

 

歯の表面の汚れを一時的に綺麗にすることは予防ではありません。
また着きますし、その汚れを取り除かなくてももしかしたら大丈夫なのかもしれません。

早期に虫歯を見つけることはとても重要です。
しかし、その虫歯、本当に削って良いのでしょうか。治療を受けた歯の寿命がどうなるかご存知でしょうか…
正しい知識があれば隣の歯が同じ運命をたどるのを防ぐことが出来るかもしれません。

 

歯科衛生士はお掃除のプロとしてではなく、患者さんの生活に寄り添い、生涯にわたり歯の健康管理をする役割を担っています。

あなたのすこやかで明るい明日のために、マイハイジニストを見つけませんか?
これから先長い人生を元気に過ごすために、日本橋すこやか歯科の定期メインテナンスをぜひお役立てください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

日本橋すこやか歯科
大島拓也

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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クラウドサービスのご案内

今回は、日本橋すこやか歯科で導入したクラウドサービスのご紹介をいたします。

当院では、患者さんおひとりおひとりのお口の中の情報を、パソコンのデータで管理しています。
先日院長が投稿しております初診時の検査も含め、治療中、メインテナンス時の検査データを担当歯科衛生士が責任持って管理しています。

これまでは、これらの情報を患者さんには必要に応じてプリントしてお渡ししていましたが、ご希望の方にはスマートフォンやタブレットからクラウドで簡単に閲覧できるサービスを提供できるようになりました。

●ご登録の流れ

1.メールアドレスを確認させていただき、患者さんにご登録用のメールを送信いたします。
2.ご自身の情報をご登録いただいた後、担当歯科衛生士がデータをアップロードします。
3.患者さんのお持ちのスマートフォンやタブレットなどで、検査情報を閲覧することができます。

従来通りプリントしたデータをお持ち帰りいただくことも、もちろん可能です。

大切なことは、そのデータを患者さんの今後の生活に生かしていただくことです。

患者さんの大切な一本の歯をより長く使っていただくため、私たちはデータを大事にしています。
健康なお口の環境はもちろん、治療が必要になってしまった時も、そのときの治療だけでなくその後の経過もきちんとフォロー出来てこそ、歯科医院としての価値がはかれるものだからです。

精度の高い治療、そして予防。患者さんのご協力無くして成り立つものではありません。
その場しのぎの治療より、いかに長くご自身の歯をしっかり噛める状態でお使いいただくか。
私たちの歯科医療に対する気持ちが、少しでも多くの患者さんに伝わると嬉しいです。

新しいサービスも患者さんのすこやかな毎日のため、ぜひお役立ていただければと思います。

クラウドサービスにつきまして、何かご不明点などございましたらお気軽にスタッフにお尋ねください。

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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美しい白い歯になるホワイトニング

ホワイトニングについて

当院のホワイトニングについてご説明させて頂きます。
ホワイトニングは歯科医院で行う「オフィスタイプ」とご自宅でやって頂く「オフィスタイプ」があります。
値段はオフィスが4万円、ホームが3万円、両方同時に行う場合は6万5千円になります。

内容に関してはまず「オフィスタイプ」ですが、施術時間は1時間半です。
ホワイトニング予定日より前に知覚過敏予防用の薬が入ったトレーをお渡ししますので、当日は来院前にそれを使用して頂きます。
ホワイトニング中のお痛みや術後の染みる症状を抑制する目的で15分~60分間ほど口腔内に装着して頂きます。

その後来院して頂きましたら、ますホワイトニング予定部位をクリーニングします。

術部が綺麗になりましたら、歯肉を保護し、Ultradent社製のオパールエッセンス BOOSTを使用します。

同製品の特徴としましては、ホワイトニングで特徴的な光を当てなくても良いことです。

それにより術中の疼痛が軽減されるとされています。

その後、色を確認して頂き、終了となります。

次に「ホームタイプ」ですが、まず歯型を型取りさせて頂きます。

所要時間は20分ほどです。型取りが終わりましたら一旦ご帰宅頂きます。

その後ホワイトニング用のマウスピースを作成し、そのマウスピースとホワイトニング用ジェルをお渡ししますのでご自宅で使用して頂きます。

もしジェルがもう少し欲しいという方には12000円で販売しています。

以上が2タイプの説明となります。

両タイプの比較としては、「オフィスタイプ」は術者がやるので毎日マウスピースを入れてというような煩わしさはありません。

しかし、ややオフィスの方が色の後戻りはしやすいと言われています。

「ホームタイプ」は2週間ほど毎日ジェルをつけてマウスピースを装着するので自己管理が必要になります。

しかし、色の後戻りがオフィスに比べて少ないと言われているのと、最初に行ってから日にちが経過したのちに、再度ホワイトニングを行いたい場合、追加のジェルが比較的安価で購入できます。

当院でのホワイトニングは、検査が終わり、ドクターがチェックして、ほかに治療が必要ない状況になったら行います。

ホワイトニングのみ行って欲しいという方には非常に恐縮ながらご希望に添えない場合が御座いますのでご了承ください。

以上、参考にしてみてください。

宜しくお願い致します。

日本橋すこやか歯科

大島拓也

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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初診時の検査について

突然ですが、歯科医師である私大島拓也は、どのような歯科医療を受けているでしょうか?
自分の歯をどのようにしていると思いますか?

 

歯医者さんなんだから歯が綺麗なんでしょ?なんてよく言われます。
僕自身は自分の歯を削りたくありません。なぜなら痛いからです。
削られている感触も嫌いですし、そもそも麻酔をするあの雰囲気からして嫌いです。

そんな感覚は当たり前だと思います。痛いのが好きな人なんていないですから。

なので、僕自身は予防を行っています。メインテナンスをしてもらうと非常に気持ちがよく、口の中が軽くなった感じがします。
歯ブラシの磨き残しがないかのチェックもしてもらいます。

自分では分かりませんから。大切なことは、予測と予防です。

予測は初診時の検査で行います。
検査の項目は、歯周病の検査、唾液検査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影、食生活アンケートです。

 

検査の目的は、虫歯、歯周病になってしまいそうなリスクの高い習慣、部位を探し、そのリスクを病気になる前にコントロールすることにあります。

 

病気になってから削って詰めるのではなく、病気になる前にリスクをコントロールする方が、麻酔をしなくてもいいですし、痛くないし、気持ち良いのです。

1980年代に「虫歯は外科的に削って詰めての医療で治すことは出来ない」と科学的に証明されています。

歯という臓器に人工物を詰める前に、予防をして、自分の歯を大切にしませんか?

その方法を当院では提供しています。
歯を大切に想うあなたのために予防を軸とした医療を通して、すこやかな人生に貢献すること」
これが日本橋すこやか歯科のミッションです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

日本橋すこやか歯科
大島拓也

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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当院の治療について

今回は先日当院にて治療を行なった患者さんの写真を通して当院での治療のコンセプトをお話しさせて頂きたいと思います。

患者さんはメインテナンスを希望されて来院された方です。
左下に虫歯があったために治療を行いました。

まず虫歯を削って詰めるか、そのまま経過観察とするかの判断は穴が空いているかで判断をします。たとえ虫歯になっていたとしても穴になっていなく、歯ブラシをすればプラークが取れる環境であれば、わざわざ削ることはしません。

今回は目で見て、穴が確認出来たために治療介入しました。

 

まず治療前の状況です。
虫歯が見えないと思いますが、

 

少し削ると上からでの虫歯が見えています。
歯の周りに見えている緑のシートは「ラバーダム」と言います。
唾液の中には細菌が無数にいるので、治療中の歯の表面に唾液がついてしまい感染するのを防ぐために行います。

 

虫歯を全て取り除いた状態です。

 

コンポジットレジンという口の中で直接盛る方法を行うために、マトリックスというバンドを巻きます。

 

充填し終わって、噛み合わせを確認した所です。

 

この写真はここに載せるために撮影したわけではありません。
基本的に全ての治療で撮影します。

その目的は、自分がどのような処置を受けていて、いま自分の歯がどのような状態なのかを客観的に見てもらうためです。歯科の治療の写真はあまり見たことがないと思います。

しかし、このように客観的な目を持たせることで、きちんとした治療を受けていることが分かります。

少しでも段差があったり、治療中に感染を起こしてしまうと、再発が早くなり、治療の繰り返しのスパイラルは止まりません。

その一回の治療がどれほど大切で、その人の人生にとって後々大きく影響してくることを知っているので、当院では徹底して基本に忠実に治療を行なっています。

ここまで読んでいただいありがとうございます。

日本橋すこやか歯科
大島拓也

茅場町の歯医者【日本橋 すこやか歯科・矯正歯科】茅場町駅 5分の歯医者

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歯を大切に想うあなたへ…

全ての診療のベースに予防があります。その上で精度の高い精密治療、患者さんと生涯寄り添ったメインテナンスがあります。
日本橋すこやか歯科・矯正歯科は、予防を軸とした医療を通じてすこやかな人生に貢献します。